「旧丹羽研究室」の卒業生と家族(信州大学)

「ホテル モリノ 新百合ヶ丘」にて 大隅氏撮影

 

父の一周忌を迎えるに当たり

今からちょうど50年前、私は長野県伊那市で高校生活を送っておりました。
千葉から父が信州大学に赴任した為、それに伴ってのことでした。
学生の皆様は時折、大学の帰りに父と一緒に官舎に寄って下さり、そんな時の父は、うれしく楽しそうにしておりました。
お正月には研究室の学生さん、教職員の方々もお見えになり、母の作ったお節料理を御一緒したり・・歌を歌ったりと・・。
その時から半世紀が経って父は100歳で還らぬ人となって仕舞いました。
『偲ぶ会』にはその時官舎へ来て下さった当時の学生さんが奥様同伴で参列して下さっています。
本当に感謝に堪えません。
あまつさえ父の一周忌に際しましては、この旧研究室の皆様が亡き父を偲ぶ、文章や写真や書などを寄稿して下さいました。
信州大学とは2年半と短いお付き合いでしたが、研究室の皆様の父への思いは全然変わってないのですね。
父も、さぞかし喜んでいる事と存じます。
そして皆様からご投稿いただきました父への想いは、私の心の中にも温かく生き続けることと思います。

丹羽太左衛門 次女 北川知恵子

 

竹村一郎氏から 【伊那での2年半】  (画像をクリックするとPDFが開きます)

 

 

 

 

 

松井井康彦氏から 【丹羽太左衛門先生の想い出】 (画像をクリックするとPDFが開きます)

 

 

 

 

 

三村武氏から 【書】 (画像をクリックすると、大きく表示されます)

 

 展覧会への出品作品です。唐代の高級官僚にして詩人である
 王維が、西域方面へ赴任してゆく際に詠んだ詩です。
 今、先生への想いを新たにしております。(三村)

 

 

丸山淳一氏から 【上履きの靴】 (画像をクリックすると、大きく表示されます)

 

 

 

 

 

大隅信夫氏から 【記念の写真2枚・父からの手紙のコピー】

「先生がお逝くなりになって1年になりますか。月日のたつのは早いものですね。
 先生には結婚式、また我が養豚場にも来て指導して頂きました。



 

 

 写真A (画像をクリックすると、大きく表示されます)

 

 

(写真Aについて) 
平成6年10月20日に浜松市にて日本養豚学会が有りまして、先生は名誉会長として出席されました。
浜松で一泊されて、次の日私が迎えに行きまして、我が家に案内いたしました。
その時に先生が編集された新しい養豚ハンドブックを頂きました。
写真で私が持っている本です。ほんとうにうれしかったです。

 

 

 写真B (画像をクリックすると、大きく表示されます)

 

 

 

 

(写真Bについて) 
それから平成16年5月15日に新宿で私と妻と竹村夫妻で食事会をやりまして、先生も喜んで来て頂きました。

 

 

 

 画像C (画像をクリックすると、大きく表示されます)

 

 


(画像Cについて) 
養豚学会に浜松に来られるとの手紙を頂きました折の手紙のコピーを入れておきます。懐かしい思い出です。
丹羽先生には大変お世話になりまして感謝しております。偲ぶ会にも出席させて頂きまして御礼申し上げます。
皆様お体に気を付けて、お元気にお暮しください。

H29.5.14 大隅信夫